<石油精製の知識>
2007/11/15 日記<石油精製>
石油精製
石油精製(せきゆせいせい)とは、原油を精製して燃料油、石油化学製品などを製造する工業プロセスである。石油精製工場は、原料から製品(他の装置の原料として使用される中間製品も含む)を製造する設備と各種付帯設備からなる。これらの設備はその機能によって以下のように分類できる。
石油精製設備
蒸留分離
蒸留は混合物を各成分の沸点の差によって分離するプロセスである。原油を直接蒸留する常圧蒸留装置(トッパー)やそこから得られる重油をさらに蒸留分離する減圧蒸留装置がある。蒸留によって分離された各生成物は留分と呼ばれる。
分解装置
化学分解|分解反応によって高沸点の重質留分から軽質油を得るプロセスである。流動接触分解 (FCC)、熱分解、水素化分解(ハイドロクラッキング)などのプロセスがある。
不純物除去
触媒の存在下で原料油に水素を加えて反応させ硫黄などの不純物を除去する水素化精製が代表的である。
性状改善
触媒反応によってガソリンのオクタン価を高める接触改質が代表的である。
付帯設備
製造設備が消費する電力、水、燃料、水蒸気|蒸気、圧縮空気などを供給するユーティリティー設備、廃水処理設備などの環境関連施設、入出荷に関わるタンク、パイプライン、港湾施設などがある。また火災防止のためタンクに固定泡消火設備、消火栓、化学3点セットあるいは化学2点セットを完備している。また漏油防止のため、オイルフェンスや吸着剤、回収船を備えている。
石油製品
石油製品には液化石油ガス (LPG)、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料油、軽油、潤滑油ベースオイル、重油、アスファルトなどがある。設備構成によっては芳香族炭化水素やプロピレンなどの石油化学製品も生産される。
外部リンク
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